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Hashing24(ハッシング24)のクラウドマイニング

仮想通貨のマイニング(採掘)で、「ハッシング24」は2012年に設立されたクラウドマイニング業者の中では比較的「老舗」の企業となります。
個人でマイニング(採掘)を行うには機材を揃えたり、設備を用意したりと準備が必要ですし、知識も必要なので大変ですが、クラウドマイニングは面倒な部分は無く、気軽にマイニング(採掘)を試す事が出来ます。
Hashing24(ハッシング24)とは
ブロックチェーン技術の分野で世界有数の技術提供企業となるのが「Bitfury Group(ビットフューリー)」ですが、そこの関連会社が「ハッシング24」となります。
日本ではあまり馴染みのある企業ではないかもしれませんが、「Bitfury(ビットフューリー)」は世界的には有数のブロックチェーン技術を有した企業として認知されています。東京にも2017年にオフィスを設立しています。
ブロックチェーン技術を利用した安全な資産移転サービスや、ジョージア政府と共同でブロックチェーン上で土地登記管理のプログラムを構築するなど、この分野で多くの実績がある先進的な企業となります。
マイニングマシンのチップも開発している企業となりますので、仮想通貨及びブロックチェーン、そしてマイニングの分野では世界屈指の企業なのではないでしょうか。
「ハッシング24」はそのブロックチェーン技術を有した企業の関連企業となりますので、クラウドマイニングを行う際の「安心感」はとても高いと思います。下記は「ハッシング24」を紹介した動画です。英語ですが興味深いので閲覧してみて下さい(1分半程の短い動画です)。
「ハッシング24」の特徴としては、クラウドマイニングのハッシュレートを「オークション方式」でその権利を「売買」出来る仕組みとなっています。
またHashing24(ハッシング24)は実際に稼働をする前に事前に収益をシミュレーション出来るので、それを見てから実際にマイニングの稼働をするかどうかを決める事が出来ます。
Hashing24(ハッシング24)の会社、本拠地はどこにある?

「Bitfury(ビットフューリー)」の本社は米国ですが、「ハッシング24」の本拠地はイギリスのスコットランドに本拠を有しています。他にもウクライナに事務所を有しています。
スコットランドはグレートブリテン島の北部に位置しており、ウクライナは東ヨーロッパにあるロシアに国境を面した国ですね。マイニング(採掘)に適したエリアなのでしょうか。
Hashing24(ハッシング24)でマイニング出来る仮想通貨の種類
Hashing24(ハッシング24)でマイニング(採掘)出来る通貨は「ビットコイン(BTC)のみ」となります。他のアルトコインをマイニング(採掘)する事は出来ないので、少し物足りなく感じるかもしれません。
しかし仮想通貨の基軸通貨はビットコイン(BTC)ですし、通貨も1種類の方がマイニングによる利益も判り易いと思います。仮想通貨全体の価格ボラリティは2018年現在も尚、基軸通貨であるビットコイン(BTC)に連動した値動きをしています。主要のアルトコイン価格も大部分はビットコイン(BTC)と連動した動きとなっているので、現時点ではビットコインだけのマイニング(採掘)であっても問題ないのではないかと個人的には考えています。
但し、まだ認知度の低い「草コイン」をマイニング(採掘)したい方は他を探した方が良さそうです。
Hashing24(ハッシング24)の登録やり方・手順まとめ
登録自体はとても簡単です。所要時間は2分程でしょうか。登録する事で無料で「デモ購入」を試す事も出来るので、より精度の高いシミュレーションを行う事も可能となります。
Hashing24(ハッシング24)は日本語対応
「Bitfury(ビットフューリー)」は東京にオフィスを設立しているだけあって、「ハッシング24」の公式HPはしっかりと「日本語対応」されています。この点でも安心感を持ってクラウドマイニングに取り組めると思います。
しかし若干、翻訳が機械的なので分かり難い部分もあるかもしれません。なので登録の手順などは下記を参照してみて下さい。
まずはビットコインのウォレットを準備します
「ハッシング24」を利用する前に、まずはビットコインのウォレットを作成しましょう。ウォレットとは、仮想通貨を保管する「財布」みたいなものです。
「ハッシング24」上の決済では「日本円」を使う事は出来ません。ビットコイン(BTC)か、クレジット決済か、BANK TRANSFER(銀行)、ACCOUNT BALANCE(アカウント口座)の4種類となります。マイニング(採掘)をして報酬を得ている場合はアカウント口座内にあるビットコイン(BTC)で決済する事も出来ますが、出金する際にはウォレットが必要となります。
尚、「ウォレット」は大きく分けて4種類あります。直ぐに円に換金したいなら「国内の仮想通貨交換所」が便利ですが、セキュリティ最強は「ハードウェアウォレット」です。メリット・デメリットも存在します。「ウォレット」詳細は下記に詳しくまとめてありますので、詳細を確認して下さい。
勿論、試しに登録だけしてみたい方や「デモ購入」を試したい方はウォレットの準備は後回しでも良いと思います。
Hashing24(ハッシング24)に登録する
下記の公式HPから登録を進めます。
▼Hashing24(ハッシング24)公式HP
https://hashing24.com/
画面右上の「アカウントを登録」か公式HP内の「今すぐ始めましょう」ボタンをクリックすると下記の「登録画面」に切り替わります。

「メールアドレス」と「パスワード」を入力するか、「facebook」や「Google」のアカウントでシングルサインオン出来ます。
個人的にはセキュリティの面を考慮しても「メールアドレス」と「パスワード」の設定で登録される事をオススメします。
「メールアドレス」と「パスワード」の情報を送信すると直ぐに「リメール」が配信されます。メールに記載されている「this link」をクリックすると認証画面が表示されます。

ここで4桁の暗証番号を求められますので、入力すれば登録は完了します。この暗証番号もセキュリティの面を考えて、銀行カードの暗証カードなどとは別の番号にする事をオススメします。
Hashing24(ハッシング24)の登録手順は以上です。
Hashing24(ハッシング24)のハッシュレート売買のやり方
Hashing24(ハッシング24)のクラウドマイニングではハッシュレートをオークション方式で売買するサービスを展開しています。

ハッシュレートを購入したい場合
アカウント残高にビットコイン資金を入れる
↓
欲しいハッシュレートを落札する
↓
新しいビットコイン(BTC)のマイニング契約を受け取る

ハッシュレートを売却したい場合
ロットプロファイルを決定する(売却条件の入力)
↓
オークションに出品する
↓
落札される
↓
売却資金がアカウント残高に追加される
尚、ハッシュパワーの入札画面は下記のような一覧になっており、欲しいハッシュパワーを入札したり、売りたいハッシュパワーを売却したり出来るようです。

Hashing24(ハッシング24)のマイニングは儲かる?
「マイニング計算機」でシミュレーションしてみよう
実際に入金してハッシュレートを購入する前に、マイニング(採掘)する事でどれだけの採掘量があるのか、またビットコイン(BTC)の価格がどのラインでどの位の利益が出るのか、といったシミュレーションを行う事が出来ます。
「マイニング計算機」を試してみて、投資に対する利回りなどを実感してから実際にハッシュレートを購入する形を推奨します。
尚、「マイニング計算機」のハッシュレートは「100GH/s」単位で入力する事が出来ます。また、無料で「デモ購入」を試す事も出来るので、より精度の高いシミュレーションを行う事も可能となります。

ハッシュパワーの購入価格とメンテ費用
hashing24(ハッシング24)のハッシュレート「100GH/sあたり」通常販売価格は「3年契約20.55USD」と他社に比べて少々割高です。無期限契約の場合は5ドル追加で「24.9USD」で購入出来ます。無期限契約の方が良さそうですね。
ですが、そのまま購入するよりもオークションで購入した方が安価なケースが多いので、実際に購入するならオークションで購入検討される事を推奨します。思わぬ低価格で購入出来る事があるかもしれません。
クラウドマイニングを停止したい時は、そのハッシュレート権利を売却することが出来ます。ビットコイン価格のボラリティなどによってはハッシュパワー購入時よりも高く売却出来るケースもあるかもしれません。
また実際にマイニング稼働をした場合には「メンテ費用」が掛かります。hashing24(ハッシング24)のメンテ費用は「100GH/sあたり0.033USD/日」が掛かりますので、把握しておきましょう。
Hashing24(ハッシング24)のクラウドマイニングまとめ

ブロックチェーン分野で世界有数の企業「Bitfury(ビットフューリー)」が展開しているクラウドマイングなので、「安心感」という点ではとても優れていると思います。但し、手数料やメンテ料金など他社と比較すると少し割高かもしれません。
ですがハッシュパワーのオークション次第では他社よりコストが安くなる場合もありますし、「マイニング計算機」や登録後に試せる「デモ購入」のシミュレーションを使えるのも良心的なサイトだと思います。
マイニング(採掘)出来る仮想通貨はビットコイン(BTC)だけとなりますが、まだまだマイニング(採掘)は十分に利益を生み出せると個人的には考えています。但し、ビットコインの価格急落などのリスクもありますので、十分理解した上で利用される事を推奨いたします。