GMOインターネット株式会社のクラウドマイニング事業

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GMOインターネットの仮想通貨マイニング事業

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GMOインターネットの仮想通貨事業は、マイニング事業、仮想通貨交換事業、仮想通貨決済事業の三分野で展開していますが、特にマイニング事業に力を入れているようです。日本企業の中でもマイニング(採掘)に積極的な企業の一つとなります。

マイニング事業の中でも自社開発のマイニングチップの販売部門とクラウドマイニングサービスの二事業を主軸に展開を行っています。

GMOインターネットのマイニングマシン・チップの性能

GMOマイニングチップ

GMOインターネット株式会社は2018年6月5日に、自社開発の高性能仮想通貨マイニングコンピューターマシン「GMO miner B2」の発売を発表しました。電力性能・計算性能で世界トップの性能を実現したマイニングに適した次世代コンピューターマシンとなります。

世界初の7nm次世代チップ搭載

仮想通貨のマイニングマシンにおいて世界初となる量産型7mmマイニングチップを搭載、次世代マイニングチップとして1秒間にで24兆回の計算(24テラハッシュ/秒)が可能とされています。

電力性能 消費電力1950ワット

マイニングの計算処理には莫大な電力を消費しますが、「GMO miner B2」は一般的な現行機種を大きく上回る電力性能の搭載に成功。具体的な消費電力は1950ワット。従来の一般的なマイニングマシンに比べて最大20%の消費電力削減に成功しています。

1台でネットワーク機器に最大32台まで接続できる

他社製品の場合、基本的にマイニングマシン1台につき1台のネットワーク機器を必要としますが、「GMO miner B2」は最大32台まで接続可能となります。ネットワーク機器のコスト削減も可能となります。

機材管理用APIの提供

遠隔で稼働状況を確認出来るが、もし盗難などが有った場合にも、犯人がネットワークに繋いだ際に稼働を検知出来る仕組みなどを導入しており、セキュリティの面にも注力している。

「GMO miner B2」マイニングマシンの性能比較

中国BITMAN社の代表的なマイニングマシン「Antminer S9i」

  • 消費電力:1320ワット
  • ハッシュパワー:14TH/s
  • 1テラハッシュ/秒あたりの消費電力約94ワット

GMOインターネットのマイニングマシン「GMO miner B2」

  • 消費電力:1950ワット
  • ハッシュパワー:24TH/s
  • 1テラハッシュ/秒あたりの消費電力約81ワット

※但し、24テラハッシュ/秒で稼働の場合は約200Vの入力が必要。100Vでは性能を最大限発揮出来ないので注意が必要です。

上記の通り、従来の一般的なマイニングマシンに比べ、GMOが新たに投入する「GMO miner B2」は性能や消費電力も一段上となります。今後のマイニングマシンの主流となる可能性もありますね。

マイニングマシン「GMO miner B2」の価格と買い方まとめ

初出荷は2018年10月の見込みで、価格は2018年6月時点で1999ドル(約22万円)を予定していますが、需要や外貨などの状況次第で毎月価格は変動するそうです。

注文が出荷量を上回った場合は抽選販売となるそうですが、毎月10日正午12時に抽選を締め切り、同日午後6時に抽選結果の発表を行うそうです。支払いは米ドルの他、ビットコインやビットコインキャッシュでも支払い可能。

2018年6月の発表時点で世界中から問い合わせが殺到しているそうで、GMOインターネットの開発するマイニングマシンの入手には相当競争率が高くなりそうです。勿論、GMOは自社のマイニングセンターにもこのマイニングマシンを導入予定としており、クラウドマイニング事業にも注目が集まりそうです。

GMOインターネットのクラウドマイニングサービス

GMOマイニングセンター

GMOインターネットが予定している仮想通貨マイニング(採掘)のクラウドマイニングサービス「Z.com Cloud Mining」は2018年8月から本格的な提供開始を予定しています。

内容としてはGMOが北欧に設置したマイニングセンターの機材を「レンタル」して、大規模なマイニング(採掘)を行う事が出来るサービスとなります。

GMOインターネットの電気は再生エネルギーを利用

マイニング(採掘)で懸念されるのはエネルギー問題です。仮想通貨は電気を大量に消費する為、環境保護の観点から批判があがる事もありますが、GMOインターネットが展開するクラウドマイニング事業は、地熱や水力など再生可能エネルギーを利用しているそうです。

GMOのクライドマイニングサービスの価格は?

2018年6月の説明会発表時点では、2年契約で550万ドル(約6億円)と法人向けのサービスとなっています。個人での参加も可能かもしれませんが、6億円近い費用が必要となりますので、現実的ではありません。

しかしながらGMOインターネットでは、マイニング施設は日々増設を行っており、今後もサービスを拡大する予定だそうです。今後マイニングセンターの拡張やサービスの拡張で個人投資家向けのプランを用意する可能性もあるかもしれません。

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by 匿名 on Blank Business Name
一口6億円じゃねえ

GMOが始めるクラウドマイニングは完全に法人向きだよね。個人で気軽に出来るクラウドマイニングにみんな期待してたはず。